毎年恒例の中3生12時間特訓が8月9日(日)に行われます。
「12時間」しかも「特訓」と聞くと、初めは多くの生徒が嫌がりますが、
終わってみると「またやりたい!」と必ず言われます。
受験のための特訓ですから、もちろん受験に役立つことを次々に行う訳ですが、
そのアプローチ・切り口が、ふだんの授業とは大きく異なるのです。
まず、私たちスタッフに課せられるハードルは「絶対に笑わせなけりゃダメ」
というものです。英数国理社だけではなく、体育・音楽・美術もあります。
とにかく勉強なんだけれども楽しい1日です。この日を境に、ちがう中学の人とも
仲良くなり、私たち教員との距離も縮まります。長時間勉強に取り組むことにも慣れます。
実は感覚がマヒしているんですけどね(笑)。
そうして「受験生としてのスイッチ」が入るのです。この大切な「通過儀礼」のために
準備が進んでいます。
今年は何といっても「コロナ」のことをよく考えて物事を進めていかなければならないので、
「大声を出す」ことをセーブしなければなりません。これは痛い!12時間特訓のメニュー
には本来大声を出すものがいくつかあるのです。これをチェンジしなければなりません。
「常に換気!」「密を避ける!」等、十分に気を付けながらメニューを組み立てています。
写真は12時間特訓によく登場する外国の数学問題です。台湾と韓国のテキストの一部です。
さて今年はどんなプログラムが待ち構えているか?
中3生諸君、楽しみにしていてね!!!